日本で最も美しいと呼び声の高い刑務所、それが旧・奈良少年刑務所だ。1908年に建てられたこの建物の外観はまるでホテル。「旧」というのも、実は2016年末にこの刑務所は閉鎖している。なんと改装後は、2020年にホテルとして復活することが決まっているという。
西洋デザインな刑務所での生活とは
ホテル、いや城にも見えてくるこの刑務所は、その建築デザインと歴史的な側面から重要文化財に認定されている。
そんなこともあって、2017年には見学会も開催。中で受刑者がどんな生活を送っていたのか?大体の場所は見ることができたようだ。
▼放射するように配置された5つの収容棟。
▼ガードが廊下を見渡す監視塔
▼全フロアが見渡せる廊下
▼受刑者が暮らしていた木製の扉と部屋の中
▼扉には小さな窓がついている。
ちなみに受刑者たちには、運動のためのプールが完備されていたそう。写真だけ見ると、一瞬ホテルと間違えるレベルじゃないですか…。
現在この建物は、ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ株式会社が受け持つことになっており、「(仮称)MUJI HOSTEL」として生まれ変わる予定。(ソラーレ ホテルズ)
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