行政区分から東京都にあたる八丈島。ここにはかつて客で大いに賑わっていた超巨大ホテルがあったんだ。その名は「八丈オリエンタルリゾート」。
廃墟と化したこのホテルの内部が今、とんでもないことになっているのをご存知だろうか?
八丈島に残る巨大廃墟ホテルの正体
100余りから成る伊豆諸島の一つ「八丈島」。火山活動ランクCのこの島には、日本三大廃墟とも呼ばれる巨大廃墟ホテルが存在する。
それが「八丈オリエンタルリゾート」だ。
1963年にオープンしたこのホテルは、観光ブームの当時、日本最大のホテルとして発展。
運営当初の「八丈ロイヤルホテル」から名を変えプリシアリゾート→オリエンタルリゾートに定着したという。
なぜ廃墟になってしまったのか?
戦後の八丈島は、その暖かい気候と自然から通称:日本のハワイとも呼ばれていたそう。そのため新婚旅行をするカップルを中心に観光客で賑わっていたのだ。
だが、1970年代から観光ブームが減少に向かい経営は悪化。2006年にはついに廃業することになってしまう。その後、人が立ち寄らず廃墟になってしまったのだ。
これらの写真は、ロシアや日本の廃墟を紹介しているジャーナリストRalph mirebs氏が内部を見学した際に撮影したもの。
なんといっても注目して欲しいのは、この自然と人工物が入り混じった不気味な空間である!ズタボロのベットに地面からはカーペットから生えた草木がまるで森林のように生い茂っている。
入口の階段に大理石を使っているホテルとは到底思えないレベルだ。
酷い状態になっているのはこの部屋だけじゃない。ラウンジと思われる部屋はゴミにまみれ、ホテルとしての面影は一切ない。
ちなみに、この廃墟ホテルは過去に映画「トリック劇場版2」の撮影ロケ地としても使われている。
また、許可のない無断侵入は禁じられているため、もし見たい場合は外部だけにしておこう。
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