群馬県の利根郡(とねぐん)にある通称:「日本一のモグラ駅」と呼ばれる駅をご存知だろうか。
土合(どあい)駅という名のその駅は、本当にモグラが掘ったんじゃないの?ってくらいホームまでの距離が長いのだが、駅の改札からホームまでの道中を収めた映像がネット上で話題になっている。いやこれは長すぎるわ。。
上りと下りを間違えたら即アウト!あまりに長い階段
映像を投稿されたのはピッチブレンド(@p_gotcha)さん。まだ土合駅の階段の長さを見たことがない人へ向けて、改札から下りホームまでの映像(倍速)を公開している。
階段にたどり着くまでの距離も半端じゃないが、階段に至っては486段あるため撮影に約15分もかかったそう。
上越線土合駅の改札から下りホームまでの動画を撮ってきたので、未体験の人は見てビビると良いと思います。 pic.twitter.com/ll6XLs5uft
— ピッチブレンド (@p_gotcha) 2017年10月15日
上りは改札すぐ近くにある
一体なぜこんなにも長いのか?土合駅の下りホームは新清水トンネル内にある。そのため、地図のように長〜い距離を歩かなければならないのだ!
はじめまして、気になった所があったので確認させていただきたいのですが、大雑把に添付画像の矢印のように移動していると認識して良いのでしょうか? pic.twitter.com/CfY3r6tuHg
— のんべんだらり (@Non_ben_darari) 2017年10月15日
そうです。階段が有名ですが、まず階段に辿り着くまでにも相当歩きますね。
— ピッチブレンド (@p_gotcha) 2017年10月15日
一方、上りホームは改札を出てすぐの場所にあるようで、これを間違えたら一貫の終わりだという。恐ろしや。。
【ご参考】
なお、上越線 #土合駅 の上り方面行き地上プラットフォームはこちらです\(・ω・ ) pic.twitter.com/ZWUk8ZEr8k— みやはらくろう (@kuromiyahara) 2017年10月15日
さらに恐ろしいことにエスカレーターやエレベーターは設置されていない。建築予定はあったものの、そのまま放置されているようだ。ご老人だけでなく若者でさえ要注意。
無いですねえ。右側の手すりのさらに右にスペースがありますが、元々はここにエスカレーターを作る予定だったそうです。
絶対に採算を取れなかったと思いますが。— ピッチブレンド (@p_gotcha) 2017年10月15日
夜は完全に真っ暗。心霊スポットとしても
かつて駅員が常駐していた頃は、電車が発車10分前になると改札が打ち切られていたそう。今は無人駅となっているため人はほとんど見られない。
それもそのはず。群馬県統計年鑑によると、2000年から現在に到るまで1日の平均乗車数は約20人前後。JR東日本が提供している時刻表を見てみても1日に5〜6本ほどしか駅を通過していないのだ!
そのせいだろうか?夜は改札から真っ暗な状態。地元民には心霊スポットのような扱いを受けているようだ。
夜中に行くと改札先からホームまで全て電気が消えてるのでサバイバルホラーゲーム感が増します pic.twitter.com/b84PwvvpI0
— 春日野やまと (@Sora9996) 2017年10月16日
実際に「幽霊が出る。」といった類の話は出ていないようだが、一人で行くのは超遠慮したいレベル。
一体どんな人がこのモグラ駅を使うのだろうか?Twitterの情報によると、どうやら土合駅は日本有数の山の一つとして知られる谷川岳(たにがわだけ)の最寄駅として使われているという。
地下ダンジョンにおいて犠牲者が後を絶たないため、注意喚起の看板が設置されています。#土合駅#グンマー pic.twitter.com/VzKVCVSD2d
— こばやし (@T9IyRjBQgw6IBT9) 2017年10月15日
遅きに失した感あるけど解説します。
改札脇のこの看板は、土合駅で下車して谷川岳へ登る方々に向けられたものです。
10月は紅葉シーズン。登山予定のある方は看板にもある通り、天候の急変に対応できる装備で臨みましょう。 pic.twitter.com/9uihKL3hgp
— こばやし (@T9IyRjBQgw6IBT9) 2017年10月16日
観光に行ってみようという方は、甘く見ないようにご注意を。
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