チェルノブイリ原発事故により放射能が拡散され、完全にゴーストタウンと化した街がある。それがプリピャチだ。
原子力発電所のすぐ近くにあったこの街には、大きな遊園地が設立され、人々で賑わう筈だった・・・。
開演まで後5日だった。誰も入れないまま放置された遊園地の現在
遊園地は、開演たった5日前の4月26日(1986年)に原子力発電所が大爆発。誰にも使われることのないまま人々は避難することになり、人間がほぼ立ち寄れない場所になってしまった。
今もある程度の放射能レベルが確認されているが、周辺地域に比べて浄化が進んでいるという。

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基本的に立ち入り禁止区域にはなっているが、市に許可をとることで入ることは可能なようだ。写真家たちが危険を冒して現在のプリピャチ遊園地の様子を捉えている。
また、一部の観光客も遊園地内に入ることがあるようで、現場には不気味な人形が置かれることもあるという。何の嫌がらせ?園内は伸びきった雑草と枝で器材が巻き込まれ、バンパー付きの車はもはや何の物体なのか分からない程汚れている。

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