世界には数多くの廃墟になってしまった遊園地がある。どこも奇妙で不気味なものばかりだが、日本の奈良ドリームランドもその1つだ。
1961年7月1日の開園からピーク時には年間150万以上の人で賑わっていた奈良県最大の巨大テーマパークである。一部ではあのディズニーランドと似ているとされ、海外では「ディズニーランドのコピーだ!」なんて言われ方をしているが内部の状態を知るものは少ない。
2006年に閉園してしまった理由(写真&映像)
そんな奈良ドリームランドは2006年の夏に閉園してしまっている。まさかの悲劇的な事故が・・・。というわけではなく、業績の悪化が続いた結果だという。
また、この奈良ドリームランドは海外マニアにとっても有名な廃墟スポットとして知られている。なぜなら、閉園後もジェットコースターやお化け屋敷などのアトラクション・ホテルなどの設備が完全放置され、警備もないことから内部に侵入できてしまうからだ。

入り口
世界中の廃墟を探索するThe Proper Peoplegが、2016年の奈良ドリームランドの跡地に侵入していく映像を公開している。
遊園地の内部にはラクガキだらけのモノレールやジェットコースターだけでなく、ホテルと思われる施設やお化け屋敷などのアトラクションがそのまま残されたままという・・・なんとも不気味な感じ。

モノレール
また、映像では恐ろしいほど散らかった施設内やお化け屋敷・ジェットコースターの内部にも突入していく動画になっている。ここまで侵入していく映像もすごい。(以下、一部画像)

コースター式の乗り物

メリーゴーランド

ジェットコースター


ティーカップ

奈良ドリームランドの全景

消防車のような乗り物

ハンバーガー店


ホテルのような設備

プールに設置されたウォータースライダー




お化け屋敷
ちなみに2016年10月からは解体作業が進められているため、跡地を見学することは一切できないという。売却主が見つかったのだ。
地元民には再開発としてアウトレットなどの商業施設が望まれているようだ。ただし、市街化調整区域という特殊な地域に設定されているため学校や福祉施設などになる可能性が最も高いという。
奈良ドリームランド、中学の修学旅行で行きました。
廃墟前の入り口を眺めて、なんか怖かったので撤収しました。たぶん2008年あたりかな。
怖いですねー