突然変異。望んでもいないのに無秩序に起こるその遺伝疾患がインドの子牛を襲った。タンジャヴル市で飼育されるその子牛は、2つの顔を持ち、3つの目を持って生まれてきたという。
奇跡の子牛と呼ばれるように
彼は生まれながらにして2つの顔を持つ。原因は突然変異。映像では少し分かりにくいが、鼻は2つあり、全部で3つの目を持つことが確認できる。地元の獣医師達は、彼について「長生きはできないだろう。」と予測していた。数日で亡くなってしまうものだと思っていたのだ。
しかし、彼は現時点で1ヵ月以上も生き延びているという。インドでは「牛は神聖なもの」とみなされていることもあって、彼は今「ミラクル・カーフ(Miracle Calf):奇跡の子牛。」などと称されているそうな。
そこまで珍しいことではない。
こういった突然変異はそこまで珍しいものではなく、ブラジルの農場では2018年7月に2つの顔を持つ乳牛が生まれている。4つの目を持ち、2つある口は完全に機能していたというが、やはり5日間という短い期間で亡くなってしまったという。
コメントする