あまり知られていない瞑想に関する23の事実(効果・研究結果)

瞑想

「瞑想」というと目を閉じて座禅を組んでいるイメージがあるけど、実際の所何をしているのだろう?どうやら基本的には「心を沈めて無心になる」「神に深く祈る」「潜在意識に思いを巡らせる」といったことに集中するらしい。だけど、これをすることで一体どんな効果が得られるのかが分からない…

というわけで、ここでは瞑想について分かっている効果(研究結果)をいくつかの豆知識と一緒にご紹介。ちなみに、Apple創業者で有名なあのスティーブ・ジョブズ氏も日常的に瞑想をしていたそう。それではいってみよう。

1〜5:脳の変化とアルハイマー病の予防になる

瞑想
  1. 人は8週間の瞑想(マインドフルネス)を終えると、脳の中で恐怖心や感情を左右している「扁桃体(へんとうたい)」という部位が縮小する。つまり、うつ病や不安症などの疾病率が低下する。一方、集中力や覚醒・意思決定をする「前頭前皮質」が大きくなるが分かっている(※1)
  2. 日本北部の僧侶たちは、かつて究極の悟りを開いて仏になるために、即身仏(そくしんぶつ)という瞑想の修行をしていた(11世紀〜19世紀、)。この瞑想法は、餓死に至るまで徐々に食べ物・水を断っていくことで、自らを生きたままミイラ化する方法だった(※2)
  3. 研究結果によると、静かな瞑想をすることで自分だけでなく、他人に対してもポジティブな心を持つようになることが分かっている。心の健康を維持・改善するために、瞑想はとても重要であると研究者は考えている(※3)
  4. 僧侶のレベルになると、瞑想することで皮膚の温度を上げることが可能。体に10℃ほどの濡れタオルを巻いた状態から、蒸気を発散させてタオルを乾かすことができる(※4)
  5. 瞑想は、物忘れが激しくなるアルツハイマー病を防ぐ最も有効な方法の1つであることが分かっている(※5)

6〜10:寿命への効果・瞑想はテロメアに影響する

瞑想
  1. 人の寿命の長さを左右する可能性が非常に高い「テロメア」というDNAは、年々短くなることが知られている。これが短くなると、病気や死のリスクが増大するが、健康的な食生活と瞑想はこのテロメアを伸ばすことが科学的に証明されている(※6)
  2. 瞑想で唱えることが多い「アウン:aum)」という言葉は、宇宙が生まれた時から存在する、いわば全ての音の先祖と考えられている(※7)
  3. 瞑想はよくあるデタラメな疑似科学ではなく、その効果を示す研究が数多く発表されている(※8)
  4. 禅を開いた祖で茶湯の創始者でもある「達磨大師」は、瞑想中に自分が眠ってしまったことへの怒りから、自分の目蓋(まぶた)を切り取った。その後、地面に落ちた目蓋からはお茶の木が芽を出したという。(何度転んでも立ち上げる「ダルマ」はこの達磨大師が元になっている)(※9)
  5. 火渡りの修行は、瞑想とは全然関係がないことが分かっている。むしろ、あれは誰でも出来る。熱せられた石炭の熱伝導率はとても低く、そもそも足を焼き焦がすほど素早く熱を伝えられないからだ(※10)

11〜15:孤独感・炎症を予防する

弓道
  1. 弓道を瞑想の一種として行う仏教徒もいる。特に日本に多い(※11)
  2. 2014年1月に亡くなった後、冷凍のまま保存されたインド人の導師がいる。これは、彼の弟子たちが「師は亡くなったのではなく、深い瞑想状態にあるだけなのですぐに目を覚ますはず。」と断言しているため(※12)
  3. 年配者を対象とした研究によると、日々の瞑想(マインドフルネス)は「孤独感」や「炎症を促進させる遺伝子の発現」を減じることが、明らかになった(※13)
  4. 1957年、当時の国連事務総長ダグ・ハマーショルド氏は、国連の本部に瞑想室を設置。宗教に左右されない信仰・信念を静かに考える環境を作り上げていた(※14)
  5. アメリカの映画俳優、クリント・イーストウッド氏は超越(ちょうえつ)瞑想の信奉者で、40年間以上にわたり実践している(※15)

16〜20:瞑想は再犯率を下げ、睡眠時間を減らすことができる。

瞑想
  1. インド最大の刑務所では、ヴィパッサナー瞑想法の指導が行われており、暴力的な受刑者を落ち着かせて再犯率を下げることに役立っている(※16)
  2. フラワー・チルドレンの多くは超越瞑想が普及する組織が多く採用された。サイエントロジーに似た活動を行うヒンドゥー教カルトへ加入させる裏口となっていたのである(※17)
  3. かつてブッダ少年と呼ばれたラム・バハドゥール・バムジョンは、米国のテレビ番組・ディスカバリーチャンネルで96時間の連続撮影を引き受けた。その際、彼は一切の食事も水も飲まなかったが「ラムは現代科学など全くものともせず、96時間の瞑想をしながら生き続けていた」と番組側は驚いた(※18)
  4. 瞑想は、注意力や反応速度を落とさずに睡眠の必要時間を減らすができる。(※19)
  5. 超越瞑想の世界最大のトレーニング・センターは、アイオワ州の小さな町にある(※19)

21〜23:あのスティーブ・ジョブズ氏も日常的に瞑想していた。

ペットとのヨガ
  1. ペットの犬と一緒にするというヨガ「ドガ」というものがある。これは瞑想やマッサージ・ストレッチを通じて犬とさらなる調和を目指すもの(※21)
  2. 「ホロトロピック・ブレスワーク」という瞑想法では、薬物を使わずに自然な状態で「無意識」の状態に入ることができる(※22)
  3. Apple創業者の1人であるスティーブ・ジョブス氏は、常に宗教としての禅・仏教の信念に従っていた。彼は瞑想することで心を落ち着かせ、自らの直感を聞くことに専念していた。これが、後のApple製品に反映されており、シンプルかつ誰でも使いやすい製品へと繋がっていったという(※23)