タイタニック号の沈没前日に書かれたメモがオークションに登場。1200万円からスタートへ

タイタニック沈没の前日に書かれたメモ

沈没事故の中でも最も有名な船「タイタニック号」。105年前に氷山への追突で沈んでしまい、1500人以上の死者を出した悲しき船だが、沈没前日に書かれた乗客者のメモがオークションに登場するぞ!と海外で話題になっている。額は8,0000ポンド(約1,200万円)からスタートするという。

「順調に行けば、水曜日にニューヨークに着くよ」息子から母へのメモ

タイタニック沈没の前日に書かれたメモタイタニック号が沈没したのは今から105年前の1912年4月14日だが、このメモが書かれたのは、その前日(13日)の船内。メモは、乗客の1人だったAlexander Oskar Holverson(アレキサンダー・オスカー・ホルバーソン)氏によるものだという。

アレキサンダー・オスカー・ホルバーソン

ホルバーソン氏と救命ボートで生還した妻メアリー

当時タイタニック号を所有していたホワイト・スター・ラインのメモ用紙に書かれたその内容は、母親に向けて船旅の様子を伝えるものだった。

メモには、「船はまるで巨大な高級ホテルのよう。食べ物と音楽も素晴らしい。」という内容に加え、「旅はとてもいい天気だ。順調に行けば水曜日にもニューヨークに着くだろう。」という、なんともシンプルで平和な内容。

今乗っている船が沈没するなんてことは一切想像できなかっただろう。

メモには、ビル・ゲイツに並ぶ富豪「ジョン・ジェイコブ・アスター」の最後も

世界長者番付で13年連続1位に輝いたビル・ゲイツにも並ぶ大富豪がタイタニック号に乗っていたことはあまり知られていない。

ジョン・ジェイコブ・アスター(John Jacob Astor)

ジョン・ジェイコブ・アスター

その名は、ジョン・ジェイコブ・アスター(John Jacob Astor)氏だ。彼は、タイタニック号が沈没する最後の瞬間まで他の人間に救命ボートを譲り続け、亡くなった一人だと言われている。

このメモには、「彼は大富豪だが、周りと何も変わらない普通の人間のようにアメリカのビジネスマンとデッキに座っていたよ。」と書かれ、このメモがアスカー氏の様子を残した最後の物として扱われることになった。

また、メモを書いた本人ホルバーソン氏も救命艇には乗らなかった。遺体は太平洋から回収され、メモはアメリカのミネソタ州にいる兄弟に送られたのだ。
アレキサンダー・オスカー・ホルバーソンのメモ(タイタニック)どのような経緯でオークションに登場するのかは不明だが、10月21日、80,000ポンド(約1200万円)からオークションが始まるという。

【追記】結果、オークションでは16万6000ポンド(約1880万円)で落札されることになった。(NBC-2.com

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