人生で1度は作ってみたい。ピカピカに光る泥団子の作り方

ピカピカの光る泥団子
image credit:P2 Photography

つい先日、「アルミホイルだけでピカピカの球体が作れる!」とネットで話題になっていたが、光る球が作れるのは何もアルミホイルだけではない。

泥団子でもピカピカに輝く球が作れるんだぜ、むしろこっちのが世界中で注目されてるぜ!」と海外サイトで取り上げられていた。

ちょっと面白そうなので、早速作り方を見てみよう。

まず土を用意する(砂場は要注意)

選ぶ土は濡れていないものをチョイス。ただ、基本的に公園や校庭にある土は犬や猫の排出物が混じっている可能性も高いので要注意だ。

子どもと一緒に作るのであれば尚更。最近では、子どもの自由研究として一緒に作る親子も増えているようなので、できれば泥団子セットの土を買って挑戦するのが適切だろう。もちろんホームセンターの土でもOK。

岩・根が混じっている土は古いにかけるべし!

土壌を集める

image credit:Large Dorodango

近所の公園・校庭で集めた土の中には、根や岩が混じっていることが多い。これが混じったまま作ると上手く固まらなかったり、数週間後にバラバラになってしまう…

土をふるいにかける

image credit:P2 Photography

大きな岩や根を除くために、手持ちのキッチン用品を駆使して、ふるいにかけよう。出来るだけ細かい土だけ使うようにするのがポイント。

少しずつ水を含ませながら、30分固め続ける

水分を混ぜながら、泥団子の形を整えていく

image credit:National Geographic

続いて少しずつ水を含ませながら、両手で球体に整えていく。プロによると、ここが最も大事な作業で最低でも30分以上かける必要があるという。

泥団子

image credit:Large Dorodango

じっとしていると重力で形が変わってしまうので、常に両手でコロコロ転がしながら、水分が抜けていくのを待とう。▲こんな感じで表面が軽くしっとりした状態になればOK。

形が整ってきたら、ラップに包んで20分放置する

泥団子をラップで包む

image credit:Large Dorodango

ラップに包んで形が崩れないように軽く乾燥させよう。

細かい土をかけて強度を上げる

表面がほんの少し硬くなってきたら、今度は土の粉をふりかけながら強度を上げていく。こちらの映像が参考になるだろう。


これをしておかないと、最終的にボロッボロになってしまう。中々水分が飛ばず固まらない場合は、軽くドライヤーにかける。もしくはビニール袋の中で1〜2時間乾燥させよう。

泥団子の失敗

image credit:National Geographic

ちなみに色を付けたい場合は、絵の具を使う。小瓶を使ってクルクルすると綺麗に丸くなるようだ。

最後に研磨作業へ

泥団子を磨いていく

image credit:Timm Wille

おおよそ固まってきたら、ツルツルにするため磨いていく。荒くないサラサラした布であれば問題ないが、全然光らない…ピカピカのツヤが出したいんだよ!という人は布製の研磨剤が良いそう。チャレンジしたい人は用意しておこう。

光る泥団子に魅せられた人々(写真)

最後に光り輝く泥団子を作る人々とその作品たちを見ていこう。

▼なお、こちらは「世界一綺麗な泥団子」と言っても過言ではない、William Gibson氏が作る泥団子だ。メキシコ州・アルバカーキ周辺にある色んな土を使って作られている。

色んな柄があるけど、土がもともと持ってる色で左右されるそう。

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