W杯で盛り上がっているサッカーだが、バイクでサッカーができるのに、なんで使わないのさ?そんなアピールを全面に出すスポーツがある。その名もモトボール(Motoball:Motorcycle Football)。
プレイヤーによると、このスポーツは、ボールとバイク・スピード感・あとは自爆願望があればOKなんだとか。
モトボールがいつ・どこで始まったのか?明確ではないが、一部の情報によると1930年代のフランスが発祥。また一部では、1934年のウースター・モーターボール・クラブから始まったという情報が有力だ。
いずれにせよ、1900年代半ばの全盛期には、ヨーロッパ全土とロシアにチームがあったという。今でもこのスポーツは存在するが、いかんせんニッチなスポーツになっている。そんなモトボールだが、一体どんなルールなのだろうか?1964年の英国ニュースメディアによると、「両足OK」「選手は250ccのレーシングバイクを使用」。ここまでは予想通りなのだが、
各チームは、常に2人の選手をスタンバイさせている必要があるという。なぜか?顔を蹴られることが多いからだ(試合中はヘルメットを着用)。また、チームは膝の高さまであるブーツで見分けることができるそう。
ちなみに使うボールは40cm幅なのだが、このブーツがボールを固定する時に役立ったり、小競り合いの時に選手を守ってくれるという。こちらは1959年の英国ハンプシャーVSハースト・ファームの試合を撮影した様子。リポーターによると、当時は16のチームが定期的に試合をしていたという。
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