何かと便利なグーグルマップだが、3月6日より更新が発表されていた新しいグーグルマップに「完全に劣化してんだけど…!」とネット上で不満の声があがっている。
さて、どんな風に劣化してしまったのか…
これはキツイな…
原因はゼンリンとの契約解除
新グーグルマップ(GM)とYahoo!地図の比較。後者はゼンリンのデータを使っていて、GMも昨日まではそうだったんだけど、契約を切ったらしく、今日開いてみたら細い道なんかがごっそり消えてしまっている。困る。かといって今さらGMを捨てるわけにもいかず……グーグルめ。#Googleマップ #ゼンリン pic.twitter.com/ecc0ilk8PQ
— Microbliss (@mb_mollissima) 2019年3月21日
あまり知られていないが、Googleマップの地図はGoogle独自のものではなかった。じゃあ何のデータ使ってたのかと言うと、「ゼンリン」と言う地図会社のデータだ。
日本の地図情報を制作・販売している会社なので、そのクオリティはまさに折り紙付き。だが、今回の更新でGoogleとゼンリンの契約は解除されてしまったようだ。これまで地図の右下に表示されていたZENRINの文字は消え、Googleになっている。
この変更はGoogle公式から3月6日、「数週間以内に新しいGoogleマップに変わります。」と通知されていたが、マップは想像以上に変わってしまい…ネット上では不満が続出。
- 「これはマジで酷い…。」
- 「バス停が根こそぎ消えてるぞ!」
- 「路線がない。」
- 「山がない。」
などの声が挙がっている。
恐らく、今後は自社製の地図データを使っていくと思われるが…。
変わってしまったグーグルマップとユーザーの声
災害等により長期不通となってる路線がGoogleマップから削除されています。
日高本線、大船渡線、気仙沼線、常磐線、豊肥本線が対象のようです。なお、日田彦山線、只見線、根室本線は残っています。 pic.twitter.com/K4JRibreGm— さとたか(次は三陸鉄道) (@sato__taka) 2019年3月21日
新しいGoogleマップやはりこれが最大の問題で、原発事故で運休してる区間の路線を「存在してない」ことにしているんですよね。被災者の感情というものを考えてほしかったですね。 pic.twitter.com/Vg807oZMf4
— 小池陸@ネパール垢 (@ssig33) 2019年3月21日
Googleマップがゼンリンとの契約を解除した件、都市部はさほどでもないな~とか思ってたらとんでもない。バス停の表示が根こそぎ消えてるぞ…
— みかんねこ (@96pen) 2019年3月21日
これからでしょ。と言う声も。
渋谷駅前の情報量を、Apple純正マップと比較するとこんな感じ。
あのApple純正マップの方が分かりやすい上に情報量も多い。でもAppleが辿ってきた道を考慮すれば、数年後にはGoogle Mapsもマシになってるかもね pic.twitter.com/JcwGXbLNmH
— ワイ@ It’s show time.🍎 (@japan_y1229y) 2019年3月22日
確かにApple純正のマップも昔はもっと酷かった。これから改善されることを願うが…今困ってる人はAppleマップかYahoo!アプリがおすすめだ。
Yahoo!MAPでは引き続きゼンリンのデータが使われているため、バス停が路線がしっかりと表示される。
日本のgoogleマップから背景地図としてのバス停表示が消えたように見える。
(経路探索した場合には表示される事業者のバス停もあるが、往路・復路の停留所位置がまとめられていることも)
左=googleマップ 右=Yahoo!地図
個人的にはかなりの改悪と感じるので元に戻してほしい。。。 pic.twitter.com/44tYWRODNV— yukai3chome (@yukai3chome) 2019年3月21日

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