廃墟になる場所は何も遊園地や工場だけではない。アメリカのニュージャージー州には、1987年から約30年ほど放置されているサッカースタジアムがある。
原因は化学物質だ。スタジアム全体で発ガンや皮膚障害を引き起こす“ポリ塩化ビフェニル(PCBs)”という化学物質が検出されてしまったのだ。
原因は近隣のプラスチック工場だった。
化学物質の元は近くにあるプラスチック工場によるものだった。
政府はすぐにスタジアムを環境保護区域に設定し、完全閉鎖することに。スポーツ施設の関係者や政府の人間が度々訪れたそうだが、なんだかんだで30年も放置されてしまったという。しかし、2015年に原因とされていたプラスチック会社(Celanese)は毒性を排除するために230万ドルを支払うことに同意。スタジアムに人が入れるようになったのだ。
その後、非営利団体“Ironbound USA”のプロジェクトによって学生達がスタジアムを一掃していく映像が公開されている。
修善期間は約1ヶ月。AM9時〜PM2時まで毎日働いていたそうだ。確かに綺麗になってるけど、若干廃墟に戻ってない?







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