不気味なガリバーが横たわる廃墟「富士ガリバー王国」跡地の現在

ガリバー王国

かつて山梨県の西八代郡・上九一色村(にしやつしろぐん・かみくいしきむら)には、有名作家ジョナサン・スウィフトの「ガリヴァー旅行記」をテーマにした巨大テーマパークがあったんだ。

その名も・・「富士ガリバー王国

あまりにデカく不気味なガリバーが注目を集めたこの場所は、今どうなっているのかご存知だろうか。

廃墟と化した不気味な遊園地「富士ガリバー王国」とは

富士ガリバー王国
1997年から開演したガリバー王国の運営は、廃墟化した遊園地の中でも比較的短く4年後の2001年には閉鎖してしまう。

オウム真理教の拠点とされていたサティアンが3km離れた場所にあることや、自殺の名所である富士の樹海がすぐ近くにあり、そもそも人があまり寄らない場所だったのだ。

この動画は当時のガリバー王国のCMだ。ちなみに入園料は大人で3,900円だったという。(子:2,200円)

廃墟後は心霊映像のロケ地に起用されることも

富士ガリバー王国の中残ったガリバー王国には、鏡の迷路部屋「ミラーハウス」もあり、その不気味な雰囲気から「ほんとにあった怖い呪いのビデオ15(10話):ニューロシス」のロケ地として心霊映像に起用されることもあった。

園内はボブスレーランド・ふれあい牧場(ウサギやリス・ワラビーなどと触れ合える。)など6つのエリアに分けられていたが、最も注目されていたのはガリバー島に横たわる45Mの主人公レミュエル・ガリヴァーの人形である。富士ガリバー王国の落書きが酷い巨大人形廃墟になった後は侵入者による落書き具合がとにかく半端じゃない。

その後、2004年にはザ・ドッグランとして再オープンするも翌年には営業休止。2007年には不動産大手のアーバンコーポレーションが買い取り、内部の廃墟は解体。全て取り壊されて更地になっている。

同社によるリゾートホテル計画も浮き上がるが、なんと2008年に倒産。今のところ再利用の目処は一切立っていない。

ガリバー王国の当時のホームページがGoogleのキャッシュに残っている。

廃墟時の写真達

ガリバー王国
これらは写真家Martin Lyle氏が内部を探索した際に撮影したものだ。ガリバーだけでなく、不気味なぬいぐるみからセンタールームと思われる複数のパソコン達が写真として残されている。

ちなみにこの辺り一帯は、星と富士山が同時に撮影できることから、天体観測の隠れ名所でもあるという。ガリバー王国ガリバー王国ガリバー王国ガリバー王国ガリバー王国ガリバー王国ガリバー王国ガリバー王国のパソコンガリバー王国