「げっぷ」だけで罰金に!?嘘みたいな話で罰金が発生した8つの珍事件

罰金」は世界中で扱われている刑罰の1種。日本の身近なところでは駐車違反あたりが最も印象深いものだろうか。

“周りの人間に相当な迷惑をかけなければ発生しない。”と思いがちな罰金刑だが、世界には「そんなことで罰金とられるの!?」と思うような事件が数多く存在している。ここではそんな珍事件たちを紹介していこう。

1,レモネードを売って罰金を取られた5歳の少女

レモネードを売って罰金を取られた少女ロンドンのパーティ会場へ行く途中の路地で音楽家にレモネードを売っていた5歳の女の子。レモネードは売り切れたものの、執行役員によって「許可は出していない!」とされ195ドル(約2万円)の罰金を課せられたという。なんとも大人気ない。

売り切ったことを誇りに思っていた少女は、泣きながら父に「私は悪いことをしました。」と報告。父親はすぐに地方自治体へ講義。女の子の罰金は無事に取り消されたという。(NEWYORK POST

2,停車していた車に突っ込んでしまったドバイの警官

ドバイの将校ドバイの警官アブドラ・イブラヒム・モハメド氏は、自分の車を過って停車していた車にぶつけてしまった。近くには持ち主も誰もいない場所であったが、彼は自分自身に罰金を課し、謝罪のメモとそれなりのお金を相手の車に置いていったという。

後に事故車の持ち主からドバイ警察に感謝の言葉が寄せられ、SNSでこの話が話題に。ドバイ警察からモハメド氏には感謝状が贈られている。(StepFeed

3,警察官の隣で豪快なげっぷをして訴えられたバーテンダー

ケバブで罰金を命じられた男オーストリアにある首都ウィーンの街で起きたビックリ事件。大好物のケバブを食べていたエディン・メヒック氏は、街の公園を散歩しながら大きなげっぷをしてしまった。それだけならまだ良かったのだが、警察官の隣でしたことで大騒ぎに!

警察官は、「公衆を著しく乱した!」として彼に70ユーロ(約8,200円)の罰金を課したのだ。これに驚いた彼は後日、裁判所から届いた通知書をSNSで拡散。彼の訴えが通り勝訴したという。(Dailymail

4,私道で車を温めた男性

車を温めるエンジンを温めてから車を走らせる人は珍しくないだろう。ただ放置するのはまずい。ミシガン州に住んでいた男性(ニック・テイラー氏)は私道で車を温めたまま放置。数分後に戻ると彼の車には切符が切られ罰金125ドル(1.4万円)が命じられていたという。

この罰金に彼は「みんなやってるじゃん!」と訴えたが、裁判所は無人の車を吹かしたまま放置してはならない!との回答。

5,娘をディズニーランドに連れていったら罰金が発生

ディズニーランド-イギリスイギリスに住むジョーンプラット氏は、休暇中に6歳の娘に学校を休ませてディズニーランドへ行っていた。しかし、これが原因でまさかの罰金が発生。

イギリスでは無断欠席が法律的に禁止されており、最高裁判所から通達がきたのだ。この罰金命令に父のプラット氏は、「裁判所は子どもにとって何が一番いいことか決められるものではない!」と主張。一方、政府は「父親の病気など正当な理由なしに娘だからといって学校を休ませる権利はない!」と回答したのだ。

彼は今も罰金を払うつもりはないと反論しているという。(Firstcoastnews

6,英語で話さなかっただけで罰金を取られたタクシー運転手

uber-タクシーUBERとは一言で表すとスマホで呼べる高級タクシーのことだが、この運転手が英語を話せなかっただけで罰金を命じられた事件がある。

フロリダ州のウーバー運転手をしていた女性は、母国語がスペイン語。仕事に支障をきたしてはいなかったが、乗客をマイアミ国際空港に送り届けた先で事件は起きた。

なんと空港の警備担当と会話が成立しなかったことで罰金250ドル(2.7万円)を言い渡されたのだ。マイアミで運転者は英語でのコミュニケーションは必須条件と定められている。

これに対してドライバーは「人種差別の被害にあった!」と猛反論。ちなみにマイアミではそれまで40名ものドライバーが罰金命令を受けていたそうだが、翌月にこの英語条件は撤廃されている。(Arcamax

7,Facebookでいいね!したら罰金45万円

Facebook-いいねスイスに住む45歳の男性は、Facebook上で第三者が書いていた人種差別・反ユダヤ主義などの投稿に対し6回いいね!を押していた。これがリアルの世界で「名誉棄損だ!」と訴えられ45万円の罰金が命じられている。

この罰金について裁判官は「たとえ自分で書いたものでなくても、不適切なメッセージを意図的に社会に広げようとしている」と伝えている。

いいね!を押すと自分の友達に記事が拡散できるFacebookだが、何も考えずにいいねを押すとこういったトラブルに巻き込まれるかも。(Local10 News

8,写真を撮った観光客から罰金をとる村がある

ベルギューン
スイスのグラウビュンデン州には観光客の写真撮影を一切禁止にしている場所が存在する。その名もベルギューン。「スイスで最も美しい場所」と呼ばれ、その写真を見たものはあまりの綺麗さに「自分が惨めになる」「自分が不幸に感じる」と村長のピーター・ニコライ氏は語る。どれだけ自信満々なのかはさておき・・・

これが影響して当地域では新しい法律が制定され、写真を撮った観光客は罰金(約600円)がとられるという。600円・・・罰金というより写真撮影代・・・?(Independent

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