ルイジアナ・ニューオーリンズにあるマーケットストリート発電所は、ミシシッピ川沿いに完全放棄されている廃墟だが、過去にテレビや映画の撮影に使われる人気のスポットだ。
同発電所は1905年に建設されたが、1973年には電力生産を中止。2007年初頭、電力会社「Entergy New Orleans」は、Market Street Propertiesに1000万ドルで発電所を売却して以来稼働していないという。
開発担当者のJoe Jaeger氏は発電所として復活させるつもりだが、近隣の貿易地区の開発が忙しく手が出せていないという。今のところ明確な開発予定もない。
トムクルーズ主演映画「Oblivion」などの撮影スポットに
5階建のこの発電所は、すでに40年間も放置されている。当時は石炭を燃焼させ、ミシシッピ川の水を冷却することで市に電力を供給していたという。過去には廃工場として、映画「猿の惑星の夜明け」トムクルーズ主演SF映画「オブリビオン」などで起用されている。内部はまさにサビと落書きの世界である。以下の写真達は、廃工場として「映画:オブリビオン」に起用されたシーンだ。
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