「幽霊とか悪魔はいないよ。」研究者が存在を否定する10の科学的証明

幽霊

幽霊は実在しない。恐らくほとんどの人はそう思っているはず。目の前に悪魔や亡霊が現れることは普通なら起こりえない。

だが…本当に幽霊が現実にいないとすれば…

なぜこんなにも多くの人々が自信をもって「いやいや、絶対見たんだって!見間違いじゃないんだって。。」なんて言うのだろう?

研究者によると、これは「人の精神」と多くの関わりのあることが分かっている。これまでに目撃された奇妙な現象は、ほぼすべて科学的に証明できるそうだ。というわけで、ここではそんな幽霊や悪魔の正体を科学的に説明した研究者たちの声を聞いてみよう。

10.ウィジャボード(こっくりさん)は自分で動かしている〜観念運動効果

ウィジャボード友達とウィジャボードの矢印に指を置くと、プラスチックの小さな矢印が、まさに幽霊に操られるかの如く自動で動く。日本では、こっくりさんと呼ばれているものだ。

指を置くと小さなプラスチックの矢印は本当に動き始め、それに指を添えている人々は、自分たちが動かしているわけではないと本当に信じている。

だが、それは自分たちで動かしているのだ。

ただそれに気づいていないだけなのである。これは「観念運動効果」と呼ばれるもので、簡単に自分で試してみることのできる面白い実験がある。[1]

まず糸に重りをつけて、それを持ってぶら下げてみよう。持っている腕は、空中で完全に静止させる。そして自分に何かしらの質問をしよう。答えが「はい」なら重りは右回りに、「いいえ」なら左に回ると自分自身に告げる。すると、重りは手品のように質問に答えて回る方向を変えるだろう。

これは、私たちの体が極小さな潜在意識で動いてしまうことを意味する。

つまり、自分に質問をして答えると、潜在意識がそれに答えてしまうのだ。気づかない内に指の中の小〜さな筋肉が動いていることに私達は全く気づくことができない。


ウィジャボード(こっくりさん)をやると、全く同じことが起きる。潜在意識が小さな矢印をわずかに動かすのだが、まるで矢印が自分で動いているように見えてしまう、というわけだ。

9.フィリップの実験〜交霊会での異常現象の正体


1972年、ある心理学の研究チームが8名の人々を集めて実験を行った。彼らには、今は亡き「フィリップ・アイレスフォード」という名前の男性について(性格や人生など)教え、交霊会を通してその男を呼び出すことを伝えた。

部屋の照明を落とし、歌を歌い始めると、霊媒師にフィリップと名乗る男性が降りてきた。すぐに被験者たちは、男性にいくつかの質問を試みる。すると不可思議なことが起き始めた。

突然テーブルが動き始めたのだ。さらに照明は点滅しているようにも見え、ラップ音(きしむ音)が聞こえ始める。

被験者達は、フィリップが自分たちの質問に答えているのだと信じた。すべての質問に正解していたからだ。これは、彼らが死者の幽霊を呼び寄せたのだという確かな証拠となるはずだった。あるひとつの事実さえなければ。フィリップ・アイレスフォードという男性は、ただの空想の人物だったのだ。[2]

フィリップという男性は、心理学者たちの作り話。彼の人生はすべて、ただのフィクションだったのだ。しかし参加者の8名は、自分たちが彼の幽霊を呼び出したと完全に信じ込んでしまっていた。

心理学者たちは、「ここで起こったことは、ほぼ観念運動効果だ」と説明する。なんと8名は、潜在意識が反応することで自分達でテーブルを動かしていた。その事に全く気づかなかったのだ。また、これは再現可能な実験でもあった。研究チームはこの結果を他の国々にも公開。他の研究室がこれを再現してみると、ほぼ同じ結果が得られたという。

8.アンリ4世(フランス王)が行ったプラシーボ実験

聖水悪魔や霊に取り憑かれたもの、そしてそれを追い払うお祓いの映像をテレビで見たことはないだろうか?「取り憑かれている」という人を見ると、幻覚や幻聴を伴う統合失調症といった精神的な病気ではなく、まるで本当に悪霊に憑依されたと感じてしまう。

しかしそうであれば、悪魔祓いは何をしているのだろうか?なぜラテン語を唱える神父たちが彼らを治すことができるのだろう?

心理学者によると、あれは全てプラシーボ(偽薬)効果で科学的に説明できるという。

答えは人の心の中にあるらしい。16世紀末にアンリ4世(フランスの国王)は人を雇い、悪霊に憑依されたと主張するひとりの女性を対象に実験を行った。彼らは女性に、「自分たちはあなたの悪魔祓いをする聖職者です。」と伝えた。そして悪魔祓いをするふりをした。するとそれが効いたのだ。

最初に悪魔祓い(偽)は教会の聖水を女性に与えた。それを普通の容器に入れて「これは普通の水です」と女性に渡した。本物の聖水だったのだが、彼女にはなんの効果も及ぼさなかった。しかし女性に普通の水をふり注ぎながら、「これは教会の聖水です」と告げると、女性は痛みに震えたという。[3]

さらに悪魔祓い(偽)達は彼女に鉄の破片を当てながら「これは本物の十字架からとった物です」と伝えた。女性は苦しんで床をのたうち回り始めた。彼らはまた、ラテン語で本を読み、それが聖書であるふりをした。すると女性はこれにも酷く怯えたという。実際に読んでいたのは、ウェルギリウスの書いた『アエネーイス(普通のストーリー書)』に過ぎなかったというのに。

心理学者はこう語る。女性は必ずしも反応を偽っていたわけではない。それはすべて女性の心の中のことだったのだ。だがほとんどの人は幽霊や悪魔の仕業だと信じ込んでしまう。

ちなみに、心理学者が悪魔や幽霊を信じない人々を集め、「本当に憑依は実在する。」ということを被験者に信じさせようとした実験では、全体被験者の内およそ18パーセントが悪霊を信じただけでなく、自分たちは憑依されていると信じ込んだという。

7.フォアラー効果〜占星術を信じてしまう理由


人々はなぜ星占いを信じてしまうのか?その答えがここにある。

かつてミッシェル・ゴークランという男性が、占星術に基づいた性格の分析結果を無料で提供するという広告を出稿させた。誕生日を送ってくれれば、自分が本当はどんな人物なのか?彼が洞察して送り返してくれるというのだ。結果は驚くべき数字を叩き出した。申し込みをした内の94%の人々が、彼が「自分を完璧に言い表している」と言った。

それはどう考えてもおかしい。なぜならゴークラン氏は、すべての人にまったく同じ分析結果を送っていたのだ。彼の性格分析は、実際には占星術に基づくものではなかった。彼はただ、曖昧で誰にでも当てはまる表現を使っただけなのだが、それは申し込んできたほぼ全ての人々に強い感動を与えたのだ。

これは「フォアラー効果」と呼ばれるもので、例え関連性のないことでも自分に関係してるな!と思いたがる人の心の傾向を指すという。似たような実験を行ったバートラム・R・フォアラーの名から命名されたもの。[4]

フォアラー氏は大学生の集団に、「あなたは他人に好感を持たれたい。称賛されたいという強い欲求をもっている。」という性格の分析結果を渡した。すると、全体85%の被験者が、自分のことを的確に分析していると信じ込んだという。

6.過去の人生を語る人は、単に記憶力が悪いだけ説

偽りのパラダイム
「私は過去の人生をいくつも覚えている。」という人が稀に現れるが、このメカニズムは非常に簡単なもので彼らは単純で記憶力が悪いのだ。

マーストリヒト大学の研究グループが、過去世(複数の前世)を覚えていると信じる人々に、「The False Fame Paradigm:偽物の有名人-パラダイム」という実験を行った。まず参加者には、実在しない人の名前が書かれた複数のリストを読んでもらった。そして翌日、今度は「実在する有名人」と「前日に読ませた名前」この2つを混ぜた名前リストを読んでもらった。すると、過去の人生を覚えている。と言う人々は、それらのでっち上げた名前達を有名人のあだ名だと答え始めたのだ。

つまり、これらの参加者の記憶は簡単に混乱してしまうのだ。なじみがあるのに、どこで見たかが思い出せない名前を見たとき、脳が勝手にストーリーを作り出してしまうのだ。過去の人生を語る人は、これと同じことが起きていると考えられている。[5]

5.人が背後に気配を感じる理由


なぜ人は嫌な気配を感じるのだろうか?奇妙な実験結果がある。研究チームはまず被験者に目隠しをして、前と後、2つのロボットの間に立たせた。被験者は自分の指を動かすと、同時に後ろにいるロボットが全く同じ動きをするようになっている。

自分が指でつつく動作をすれば、ロボットも同じように自分の背中をつついてくる。これに対し、被験者達は特別に恐怖を感じたりすることはなかった。

しかし、研究チームがこのシステムに時間差を加えると、実に奇妙なことが起きた。ロボットの速度を半分に遅らせると、人は自分の後ろに奇妙な存在が立っているように感じ始めたのだ。中には自分が「目に見えない人々に囲まれている」ように感じる者や、怯えて「実験を止めたい」と訴えてくる者もいた。

この結果について研究チームは、被験者の脳が感覚を失うことが原因と考えた。反応に時間差を加えると、人々はその動きが「自分の起こしたもの」だとは感じられなくなった。つまり人の脳は、自分の動きに反応した物、それ以外の物が少しでも動くと、近くに奇妙な何かがいるように感じてしまうのだ。

研究チームによると、特にこれが起きやすいのは統合失調症患者、そして極度のストレスや疲労にさらされている人々だと考えている。脳にある「周りの動きを追う能力」が減退しており、まるで「部屋の中に誰かがいるように」感じてしまうこともあるという。[6]

4.幽体離脱をする人の原因

目標識別実験
なぜ人は幽体離脱を体験するのだろうか?

多くの人々が経験する現象は、自分の体の上に漂いながら見下ろすという何とも奇妙な感覚だ。これは特に臨死体験、つまり死の淵から蘇った人々によく起こるとされている。しかしそれは実際に起きているのだろうか?

それを知るために、ある研究グループが実験を行った。1枚のカードにメッセージを書き込み、幽体離脱したら確実に読めるであろう病室の機器の上に置いたのだ。そして患者が退院するたびに、「幽体離脱しましたか?」と尋ね、経験したと答えた患者には、カードに何と書いてあったかを尋ねた。全部で3人の患者が幽体離脱を経験した。と答えたが、そのカードを見たものはただの1人もいなかった。

さらに別の研究チームが、「体を自由に抜け出して幽体離脱ができる。」と主張する女性で実験を行った。脳の活動を調査するために女性を機械につなぎ、幽体離脱をしてもらったのだ。

すると、目をつぶっている訳でもないのに女性の視覚野はほぼ完全に活動を停止。脳内イメージに関わる部分が活発になった。つまり、彼女は嘘をついているわけではなかった。彼女は本当に自分が体を抜け出すのを見始めたのだ。しかし、脳波を見ると彼女の本当の能力は幽体離脱の力ではないと推測された。研究者によると、これは思いのままに幻覚を起こす能力だと推測されたのだ。。[7]

3.幽霊を見るのは「孤独」と「極度のストレス」を感じた時

悲しみに暮れる未亡人なぜ人々は幽霊を見るのだろうか?

幽霊を見た!と主張する人々はとても多いが、全てが嘘というわけではない。亡くなった家族が目の前に立っているのを見た。とか、神が目の前に降臨して話しかけてきた。などと主張する人々もいるが、彼らは必ずしも幻覚を見てしまう統合失調症患者というわけではなかったりする。

では、この幽霊の正体は何なのか?心霊体験をした人々を詳しく調べた心理学者たちは、ある1つの事実を発見した。幽霊を見る人はそれだけでも稀だと思うが、あるグループの体験率だけは異常に高かったのだ。それは年配の未亡人。つまり夫へ先に亡くなられてしまった婦人である。アンケートによると、夫に先立たれた年配のアメリカ人では、全体の約50%もの人が亡くなった夫の幻覚を見たことがあると答えたのだ。

では、幽霊もしくはこの幻覚の類は、どんな時に見えてしまうのか?心理学者によると、ある条件が関わっている可能性が高いという。それは、「孤独」と「極度のストレス」を感じた時だ。これは未亡人だけでなく、全ての人に当てはまる。

心理学者たちは、この「孤独」と「極度のストレス」こそ、人が幽霊を見る本当の理由だと考えている。亡くなった夫が妻のもとに立ち寄り続けているわけではない。極度のストレスと孤独が、幻覚の引き金となり得るのだ。[8]

2.宇宙人に拐われてしまう原因〜明晰夢の実験

宇宙人よくUFOに拐われて宇宙人に記憶を消された、などと信じられないような訴えをする人がいる。心理学者によると、この原因は皆が思うよりもずっと単純だという。ある実験によると、彼らは単に夢を見ていた可能性が高いことが分かった。

研究チームが明晰夢(めいせきむ:自覚しながら夢を見ることができ、ある程度コントロールができる夢)に長けた20人の人々を集め、夢の中であることをしてほしいとお願いした。夢をコントロールできるようになったら自分の体から離れて、UFOを探しに行ってほしいと伝えたのだ。

すると、眠っていた被験者の35%もの人が「宇宙人がベッドまで来て自分を誘拐しようとする夢を見たよ」と報告したのだ。彼らがしなければならなかったのは、UFOを探しに行くことだったのに。つまり、UFOから宇宙人を連想し、そこから考えられるストーリーを自分たちで勝手に作ってしまっている可能性が高いというのだ。[9]

被験者以外の人でもこれは同じと考えられる。そう、彼らは夢を見ているのだ。ちなみに、2・3百年前に金縛りにあった人々は、夜中にカトリックの悪魔が襲ってくるのを見たとよく報告していたそう。最近では悪魔も時代遅れ。そこで人々は代わりに宇宙人を見ているという。

1.幽霊が見える原因の1つは「超低周波音」の可能性

超低周波音

ヴィック・タンディという名の科学者は、幽霊が出る。と噂の工場で働いていた時にある奇妙な体験をした。突然、悪寒に襲われた彼は、目の片隅に灰色の人間が自分を見つめているのが映ったという。勇気を振り絞りながら少し見てみると、その亡霊は消え失せた。

大抵の人なら急いで逃げると思うが、タンディは科学者。理論を検証し始めた。そして彼は、1つの仮説を立てた。この奇妙な体験は工場に流れていた「超低周波音」が引き起こしたものだと。人の耳が聞き取れないほどの低周波音だ。

彼はすぐにこの音を出していたファンを止めた。するとどうだろう、案の定、工場で起きていた全ての奇妙な超常現象は収まったのだ。

数年後にある研究チームが、タンディの理論を検証するため実験を行った。、1つのグループは、超低周波音が鳴っている道を歩かせ、別の人々には普通の雑音を流して歩かせた。[10]

すると、超低周波音を聴いた人々は、気温の変化を感じ、奇妙な姿が現れるのを見た物が現れたのだ。普通の雑音を聴いた人々は何も見なかった。研究者たちは、幽霊を見る原因の1つにこの超低周波音が関係していると睨んでいる。

1ヶ月に2度もポルターガイスト現象が入り込んだ監視カメラ映像に「いたずらでしょ・・」などの声【動画】

2017.11.05
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